Archive for the ‘予防歯科’ Category

顔の正面に隙間があり、食べ物がはさまる ダイレクトボンディング

2017-11-11

食事の度に食べ物がはさまってしまうため、下の前歯の隙間をずっと気にされていた患者さんです。

また、会話や笑顔でも顔の正面にある隙間が黒いすじのように見えていたためとても気にされていました。

文京区千石茗荷谷歯医者高橋歯科クリニック文京

隙間に食べ物がつまる、見た目的にも解決したいという患者さんの希望に応えるため、まず患者さんに最も負担が少なく(歯を削ったり、矯正治療などではなく)すぐに解決できる治療法を提案させていただきました。

上は強化コンポジットレジンを両側から歯に接着をさせた術後の写真です。歯と歯はつながっていないため、もちろんフロスをできる完成であり、歯の幅、サイズ、形、透明感等を他の歯とも合わせるよう努めました。

 

このような治療は歯を削らないためもちろん麻酔も必要なく、もし気に入らないことがあれば削除して現状復帰をすることが可能です。

治療時間は30分。術後、このように写真を撮影し細部を確認した上で必要があれば次回来院時に更に形態微修正をし、研磨を行います。

下の写真は術前の写真です。

文京区千石茗荷谷歯医者高橋歯科クリニック文京

歯科助手をされていた方でしたが、治療後に鏡を見て驚いていただけました。

写真を撮る時などに隠していた前歯の隙間を意識しなくてすむようになるため笑顔も変わります。

食事ではさまった食べ物を舌先で外すようなこともしなくて済むようになり、歯並びにも連続性が回復されることでケアもしやすい状況となるため、審美的な要素の解決だけが目的ではありません。

 

現在では様々な患者さんの悩みに応える治療があります。

こうなればいいな、ここが気になるなど歯の色や形だけでなく、なにか気になることがあればご相談ください。

 

 

 

 

・ダイレクトボンディングについて

むし歯を取り除きラバーダム下にてEDTA処理を行った後、強化コンポジットレジンにて充填を行います。歯の形態には意味があります。ダイレクトボンディングでは極力歯の形を再現することができるよう努めています。保険で用いられるCR治療との違いはラバーダムを行い強い接着を行うこと、材質が優れていることから変色や摩耗、咬耗しずらくむし歯再発もしにくい完成となります。ただ、奥歯で用いるとセラミックスに比べすり減りが起きやすく、また、欠けないとは言い切れないため再治療が必要になる場合があります。

治療回数期間:当日

前歯:18,000円 奥歯(歯間を含まないもの):27,000円 奥歯(歯間を含むもの):37,000

 

ネットを見て不安になって、、、シーラントをした方がよいのかどうか。

2017-11-10

先日シーラントのお約束で来院された小児患者さんのお母さんから診療前に、”先生少しお伺いしてもよろしいでしょうか?”と不安そうな表情でご質問いただきました。

”シーラントはその後のメンテナンスが大変になったりむし歯になったりしますか?”

具体的な不安をお伺いし、お子さんの歯の形態や現状を一緒に再確認をし、シーラントをすることによるメリット、デメリットを再度説明させていただいたところ、安心の表情を見せていただきました。

”ネットで調べてみたらよくないことが書かれていて、、、”

とおっしゃっていたので、感謝をお伝えしました。

 

知人からフッ素はよくないと聞き不安になったというお話しや、患者さんが自身の歯の状態をネットで調べて不安になったというお話しと同様、誰かによくないと聞いた、ネットで調べてみたらよくないと書いてあった、正視できない写真があったなど、現在では情報が溢れ良くも悪くも様々な情報を得られることから患者さんは不安に陥ることがあります。

 

日本脳炎ワクチンも一緒だと思います。

ワクチン接種により75〜95%の罹患リスクを避けられるとされていますが副反応が起こる場合もあります。私たちは、リスクを認識した上で子供達に必要なワクチンを受けさせます。 ”日本脳炎を発症し、20〜40%の確率で死に至る”というリスクから子どもたちを守りたいからです。ただ、副反応によるトラブルを未然に避けるためワクチンを受けない方もいらっしゃるかもしれません。

様々な考え方、選択があるとしてもどちらも子どものことを思ってのことですよね。

だからこそ、納得をしていてほしいと思っています。

 

ですから今回の件についても不安を抱えたままではなく、相談・再確認を事前にしていただたことに感謝をお伝えしました。

 

まだ医療現場ではなにかを不安や疑問に思っていても聞きにくいという雰囲気があるのかもしれません。ただ、私たちはモヤモヤしたまま、不安や不満を抱えたまま通ってほしくありません。

通院はよりよい健康、日常、人生のために前向きなものであってほしいと願っています。 だからこそ当院では患者さんの不安をケアすることができるよう歯科医師だけではなく、衛生士も患者さんに積極的に関わりますし、受付でもコミュニケーションをとりやすい環境をつくれるよう努力しています。 

 

患者さんを笑顔にしたい。

そこを目標に日々スタッフと歯科医療に取り組んでいます。

一つひとつの診療に際し私自身の歯と思い治療を行なっておりますが、もしなにか調べて不安になった、知人からよくないことを聞いたなどのことがありましたら遠慮なくご相談ください。

気持ちよく、できるだけ前向きに、大切な子どもの大切な歯を一緒に守っていきましょう。

 

 

 

シーラントについて

特に生えたての永久歯などむし歯リスクが高い場合にはフッ素徐放性があるシーラントを行うことで歯垢や食べカスが歯の溝に残りにくい状態にしむし歯リスクを下げることができます。その下でむし歯になることがないとは言い切れませんが、予防効果の方が高いためむし歯リスクが高い場合にはシーラントをお勧めしています。

日本脳炎ワクチンのお話しを例えましたが、当院では誰にでもシーラントを勧めている訳ではありません。また、強要することもありません。リスクが高いお子さんやご家族に説明をし、理解され希望された際に行なっています。

ちなみに私たち高橋家では子ども達にシーラントをしています。歯を守ってやりたいと強く思っていますし、細菌から歯を守る難しさを知っているからです。

レーザーによる、痛みのないむし歯診断

2017-09-03

高橋歯科クリニック文京 副院長の高橋和子です。

今回担当する私のブログでは、”レーザーによる、痛みのないむし歯診断”についてお話しをしようと思います。

 

治療を必要とするむし歯なのかどうか。

今まではレントゲン、探針による触診、視診によるも診断が主でしたが、歯科医療の技術進歩によりダイアグノデントペンという診断機器が生まれ、レーザー光により治療しなくてはならないむし歯かどうかを検知することができるようになりました。

 

むし歯なのかどうか。

レントゲンを撮ることで得られるむし歯の診断精度・感度(Dr.Lussi他 Journal of Dentistry 34(2006))は約50%とされています。

ダイアグノデントペンでの診断では90%であり、レントゲンによる被爆が必要ない上、より確実な診断を行うことが可能です。(ちなみに、視診による診断精度は12%となっています)

 

主訴に応じてですが初診時などレントゲンを必要とする場合がもちろんあります。

ただ私も二人の子の親ですので放射線被爆については必要最小限に留めたいと考えています。実際にダイアグノペンを導入したことで、特にお子さんの診療においてレントゲンを必要とするケースを減らすことができました。

 

より確実な診断をできるということは、無闇に歯を削り失うのではなく、まだ治療をしなくてよい歯を予防することができるというポジティブなもの。

もちろん痛みはありませんのでお子さんにも安心です。

むし歯を検知すると、とてもキュート? シュール?な音がします笑

 

 

もし治療が必要であれば必要最小限の治療を行わなくてはなりません。

もし治療が必要のない状態であったのであれば歯は削ってしまうことで消えることのないダメージを負ってしまいます。

数値により治療が必要かどうかがわかるダイアグノデントペンは予防歯科には欠かせないものと私たちは考えています。

 

開院以来、治療を行うだけではなく一人ひとりのリスクに対応する歯を守るための歯科医療を行なっていることで多くのご家族に通院していただいています。

医療においても進化をし続けています。 当院はバージョンアップを常に続ける歯科医院です。

実際に受診をしていただくことで私たちの小児・予防歯科への取り組みをご理解いただけると思います。

今後も”どのようにお口の健康と向き合っていくのか”について共通の理解を持ち、共に歩む歯科医院でありたいと願っています。 ご不安やご心配をお持ちであればご相談ください。

 

 

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