KODAWARI-9 抜く抜かない
こだわり 其の9 歯を抜く抜かない ≒ 細部まで見えない見える
3月3日、お休みをいただきありがとうございました。
SJCDという勉強会に妻と参加してきました。
そこでも歯を抜かずにすむよう最先端の治療でなにができるかという話がありました。
抜歯してインプラント??
そこにはもちろんリスクもありますが受け入れられますか?
そして、もちろん歯を抜かざるを得ない状況もあります。
ではなぜ歯を抜かなくてはならないのか。
抜歯の前になにかできないのか。
まず、歯を抜かない治療には顕微鏡が必須です。
肉眼での治療はこんなイメージ
(実際の歯は1センチ四方くらいです)

顕微鏡を用いた治療

まだまだ拡大できます。
あくまで例えですが、、、都心で夜空を見上げ星を観察することと
すばる望遠鏡による観察との差ほどあるのではないでしょうか
顕微鏡の出現は今まで見えなかったものを、
手探りの治療による不可能を、可能としたため
最先端の医療機関のほとんどでは根拠に基づき顕微鏡が導入されています。
ただ、顕微鏡は何百万円もしますし、使用するにあたりトレーニングが必要であるため
残念ながらまだ導入するクリニックが少ないという現実があります。
28本ある内の1本の歯、されどかけがえのない歯。
私たちは抜歯ありき、インプラントありきではなく
その歯の持つちからを信じ、残せるよう取り組んでいます。
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