Archive for the ‘医院からのお知らせ’ Category
現在の状況により生じるお口の問題 新型コロナによる影響と対応について
当院はかかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所として小児のむし歯の進行抑制のための継続管理、成人から高齢者患者さんに口臭や歯の喪失、全身疾患原因となる歯周病の治療だけではなく患者さんの状態に合わせた歯周病安定期継続管理を積極的に行うことが認められています。
そのため定期的に来院される患者さんが多数いらっしゃいますが、まだ2ヶ月ほどではありますがコロナの影響による社会環境激変が患者さんのお口の中の問題にも関係してきていると私たちは感じています。
ある小児患者さんの経過観察中のむし歯がこの短期間で進行していました
もちろん全ての患者さんに言えることではありません。
ただ、小児の患者さんが家にいる時間が増えたことでお菓子やジュースなどを口にする機会が増えたと答えるご家庭が増え、この環境がむし歯を進行させる状況をつくっている可能性があります。
それは成人でも同様で、ステインがつきにくい方に変化があったためお話を伺うと最近テレワークとなりお茶やコーヒーをよく飲むようになったと答える方もいます。
お口の中で細菌が増え歯磨きフロスによる出血やネバネバがでてくるとむし歯も歯周病も進行するリスクを抱えている状態です。
在宅時間が増えることで気分転換も必要となりますので好きなものを食べ、飲んでいただいて良いと思います。
ただ、アドバイスとしては院内でもご説明させていただいているように患者さんの状態に応じた適切なセルフケアとだらだらと口にせずメリハリをつけることが大切です。
このような時期ですから来院は無理されず、お口も体の健康も大切に守ってください。
当院の新型コロナへの対応
コロナウイルスから患者さんや患者さんのご家族だけではなく、スタッフや私たち家族も守ることができるように、医院が感染者をつくる原因となることがないように細心の注意を払っています。
(当院では治療に用いる器具などの感染予防だけではなく、抗菌・抗ウイルス殺菌水を用い空気を清潔にする、手指消毒をできる環境とするなどの対応をしています。この殺菌水はからだに無害かつとても強力であるため歯周病細菌治療としても使用しています)
また、お口の中で雑菌が増え不潔になるとお口の問題だけではなく肺炎やインフルエンザなどの発症にもつながりやすくなるとされているため、この状況でもキャンセル少なく来院していただいています。
ただ、微熱が続くなどの状況はもちろんのこと、咳が出る状態やご家族に体調が優れない方がいる場合にも来院は避けていただけるようお願いいたします。
このような状況になり改めて何気ない日々の大切さを痛感します。
世界を取り巻くこの状況、この不安が少しでも早く改善することを祈っています。
新型コロナウイルス感染症対策について
患者さんへのお願い
政府の「新型コロナウイルス感染症対策本部」において新型コロナウイルス感染症対策の基本方針が決定されました。
この基本方針に準じて当院でも対応させていただきます。尚、当院ではかかりつけ歯科医機能強化型診療所として感染防止に対し対策を講じております。
ただ、万が一患者さんが感染をされている場合には他の患者さんやスタッフへの感染リスクがあるだけではなく、場合によっては咳などによる不安にも繋がります。
特に以下のように体調が優れず不安を感じられている方におかれましては体調が回復されてからの受診をお願いいたします。
次の要件を満たす方はご注意ください
次の症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
- 風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。
- 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
- 風邪の症状や37.5℃以上の発熱やせき・息切れがあり、14日以内に新型コロナウイルス感染症の流行地域から帰国した方
- 風邪の症状や37.5℃以上の発熱やせき・息切れがあり、新型コロナウイルス感染症の患者さんと濃厚な接触があった方
「帰国者・接触者相談センター」はすべての都道府県で設置しています。
詳しくは以下のURLからご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
スーパードクター撮影日記
始まりはもう半年前になります。
スーパードクターという番組があり、話を聞かせてほしいと制作会社さんから診療中に電話がありました。
数回のヒアリングにて診療理念や診療内容についてお話しをさせていただき、当院を取り上げるかどうかというテレビ局での制作会議を経て11月に撮影、先日の放映となりました。
撮影は二日間にかけて行われたため、診療風景や患者さんインタビュー、衛生士とのミーティング、全体ミーティングだけではなく、治療内容についても結構なボリュームでした。
ただ、15分の放映時間。
様々なシーンの撮影をしましたが今回の番組で何にフォーカスを当てるのかを制作の方と詰めていく過程で、私たちの医院は空気の良さ、歯科医療への考え方を主にするべきではと言ってくださり、先日の内容になりました。
医療番組をつくられている制作の方々にそれだけ評価をしていただけたことに素直に嬉しく思っています。
番組内で歯科治療は難しいと言いましたが、本当に難しいことをしていると感じています。
自分の100%の気持ちで治療をしていても神経が傷むなど患者さんが望む結果を出せないことがありますし、治療では歯やお口の状態によっては予期せぬことも起こり得ます。
全ての方にとって答えになれるような医院となることができたらと思いますが、医院方針、対応など人の相性と同様に全ての方に認められるものでもありません。
だからこそ、これからも学び続けながらより良い医療を提供することができるように努め社会へ貢献していく、それが社会人、医療人としての責務だと思っています。
笑顔を見せてもらえるような医院にしたい、そのような医院でありたい。そのためにも今日よりも明日の方がもっと上手くなっている、もっと良いこと、もっと良い対応ができる。そう意識をし続けながら進んでいます。
いつもご理解をいただき感謝をしております。 ありがとうございます。
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