Archive for the ‘治療について’ Category
suggest 審美治療は何ができるのか
患者さん初診時の写真です。
元々1本1本の歯が細く、歯と歯の間の隙間を気にされていましたが、自分の健康な歯は極力削りたくないという希望をお持ちでした。
そのような状況を改善するため以前にセラミックスを勧められ右上2番目の歯に審美治療を受けましたが、色も形も合わず悩まれていました。
まず、歯を削ることなく歯と歯の間を顔の真ん中と合うよう審美用強化コンポジットレジンで形を整えます。

麻酔は必要なく30分程の治療となります。
上の写真のようにお顔の正面の隙間を埋めるだけでも患者さんの笑顔は変わります。
その後、右上のセラミックスを除去し、精密審美治療を行ないます。
カメラが異なるため歯の表情は全く異なるように見えますが同じ患者さんのお口の写真です。

”このような完成は想像できませんでした。早く来れば良かった”と喜んでいただけました。
特徴のある歯並びではありますがサイズと形、色を合わせることで患者さんの笑顔と調和する完成を目指しました。(回数:3回、治療費総額:約14万円:セラミックススタンダードクラス+審美用強化コンポジットレジン)
審美治療は歯科医師の美的感覚や技術により完成度が大きく異なります。そのため症例集で当歯科クリニックの治療品質を掲載し、また、術前に治療内容や完成見通しをご説明しています。
歯科治療には多くの場合で選択肢が存在します。
文京区茗荷谷千石の高橋歯科クリニック文京は、より気持ちの良い毎日を過ごしていただけるよう患者さんの悩みを聞き、提案する歯科医院です。
治し方は歯の寿命を左右する
歯科医療は細菌との闘いと言っても過言ではありません。
お口の中には1000億から1兆という数の細菌が存在すると言われています。
悪さをする菌もいれば悪さをしない菌もいる訳ですが、歯科治療に求められることはどのようなことでしょうか。
ここでは”細菌を相手にするということ”にフォーカスを当ててみます。

修復物はどうしても人工のものですから天然歯に勝ることはありません。
つまり歯と修復物との際に段差があれば、そこはケアをしにくい場所となることで細菌が留まりむし歯再発や歯周病の進行が起こりやすい環境となります。

銀歯を外すと中はこのような状態となっていました。

保険治療での銀歯には精度を求めることはできないため、比較的短い期間でこのようにむし歯の再発や根の化膿などによる再治療が必要となってしまいます。
ただ、保険外(セラミックス等)の治療においても精度にこだわる歯科治療でなくては、つまり銀歯と同じような精度であれば、ただ白いだけの完成となってしまい”再治療が必要となりやすい環境”という意味ではあまり差がありません。

合っていない審美・セラミックス治療による審美障害

精密歯科治療による型取り(シリコン印象)が歯ぐきや歯と調和する自然な完成をつくります。

当歯科クリニックでは精密な歯科治療を行なっており、汚れの付きにくい材質を用い精度を突き詰めることで長持ちをする完成を追求しています。(歯の形を再現し細菌が留まりにくい環境をつくることでむし歯の再発や歯周病から歯を守り、結果的に歯と調和する自然な美しい完成も得られる治療を目的としています)
精度にこだわることが真のオーダーメイド治療となり、歯や笑顔と調和する歯のための完成となるのです。
歯科治療がお口や歯(色、形、大きさ、歯の並び、歯ぐきとの調和等)と調和しているかどうか。それは患者さん自身が見ても分かります。私たちが行なう精密歯科治療の目的は”白い歯”ではなく、”毎日をより爽やかに、そしてその歯の寿命を延ばす”ということです。 文京区茗荷谷、千石の高橋歯科クリニック文京では拡大鏡(ルーペ)や顕微鏡を用い精密な歯科治療を行なう歯科医院です。
自然な笑顔・気持ちの良い日常を目指す歯科治療を是非体感してみてください。
保険外での精密な歯科治療により得られるもの
・むし歯の再発が起こりにくい完成を追求することで長持ちへ
・歯ぐきと調和する完成が歯周病・口臭予防へ
・歯本来の自然な色、形を再現する完成へ(当院症例集をご覧ください)
歯の健康のための保険外治療には医療費控除が適用となります。ご相談ください。
・セラミックスクラウンについて
歯の形を整えた後精密な型取りを行い、歯の色も極力合わせることができるよう他歯の写真を撮影、次回完成となります。メタルボンドを使用する際には中の金属の貴金属の含有量の違いでスタンダードかプレシャスクラスか異なります。オールセラミックスではスタンダードでのemaxかジルコニアを用いています。いずれも精密な治療とセラミックス専門の技工士により天然歯を再現するような完成を目指しています。
いつかむし歯の再発が起きたり、セラミックスが欠けるなどのことがあれば再治療が必要となる場合があります。保証制度を設けておりますので治療前にご確認ください。
治療回数は2〜3回 治療期間は7日〜3週間
治療費100,000〜160,000円 受けたいセラミックスのクラスを“治療費について“ページにてご確認ください。また、根管治療やコアの治療回数、治療期間、治療費を含んでいませんのでご注意ください。
顕微鏡だからこそできること
神経を取り除いた歯にはコアという治療が必要となります。

向かって左はメタルコア、右はファイバーコアと呼ばれるものです。
以前は金属を用いるメタルコアを使用していましたが、歯を折るような力がかかりにくいよう、そして審美的にも問題にならないよう最近では金属を用いないファイバーコアというものを使用する流れに変わってきています。
その違い等は治療の流れの中で説明をさせていただいていますのでここでは触れませんが、それぞれ一長一短があります。
このファイバーコア。
歯にとって良いことが多いのですがデメリットもあります。
いつか再治療が必要となり削って除去しなくてはならなくなる場合に、歯と色が似ている上に歯根の深い位置まで流し込まれているためコアだけではなく歯を削ってしまうリスクが多分に伴ってしまうのです。特に歯根内深くにはライトが届きにくいため、このような歯の色と似ているコアだけを正確に削るということは肉眼では不可能に近いと言えます。
先日マイクロエンドを希望され初診来院された患者さんは、抜歯と言われた歯を残したいと望まれていました。
コアを除去する際に歯とファイバーコアとの見分けがつかず歯根を削ったことで歯根に穴があき、抜歯と宣告された状態でした。
MTAセメントにより穿孔部位封鎖を行い幸いにも抜歯することなく歯を残せましたが、同様のことが多発しています。
顕微鏡を用いる歯科治療では肉眼での歯科治療と全く異なる質の治療内容を行なえます。
例えば”月を見たい”と望むとします。
肉眼で目を凝らして見るか、望遠鏡を使い拡大して見るか。
それほどの違いが治療の質においても存在します。
患者さんの”歯を守りたい。歯を残したい”という想いも手伝ったことで、歯科医療のスタンダードは”手探りでの歯科治療”から、より確実な治療を行なうための”精密な歯科治療”に変革を遂げすでに10年を超えています。
歯を削れば元には戻りません。精度にこだわることが歯の寿命を変えます。
コア除去時に歯に決定的なダメージを加えないためにも、歯に最善の治療を行なうためにも現在の歯科治療には顕微鏡は必須です。
文京区茗荷谷、千石の歯科医院高橋歯科クリニック文京は患者さんの様々なニーズに応えるため(拡大鏡や顕微鏡を用いる)精密歯科診療も行なう歯科医院です。 (基本的に精密な歯科治療の多くは自由診療となります)
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