Archive for the ‘予防歯科’ Category
治し方は歯の寿命を左右する
歯科医療は細菌との闘いと言っても過言ではありません。
お口の中には1000億から1兆という数の細菌が存在すると言われています。
悪さをする菌もいれば悪さをしない菌もいる訳ですが、歯科治療に求められることはどのようなことでしょうか。
ここでは”細菌を相手にするということ”にフォーカスを当ててみます。

修復物はどうしても人工のものですから天然歯に勝ることはありません。
つまり歯と修復物との際に段差があれば、そこはケアをしにくい場所となることで細菌が留まりむし歯再発や歯周病の進行が起こりやすい環境となります。

銀歯を外すと中はこのような状態となっていました。

保険治療での銀歯には精度を求めることはできないため、比較的短い期間でこのようにむし歯の再発や根の化膿などによる再治療が必要となってしまいます。
ただ、保険外(セラミックス等)の治療においても精度にこだわる歯科治療でなくては、つまり銀歯と同じような精度であれば、ただ白いだけの完成となってしまい”再治療が必要となりやすい環境”という意味ではあまり差がありません。

合っていない審美・セラミックス治療による審美障害

精密歯科治療による型取り(シリコン印象)が歯ぐきや歯と調和する自然な完成をつくります。

当歯科クリニックでは精密な歯科治療を行なっており、汚れの付きにくい材質を用い精度を突き詰めることで長持ちをする完成を追求しています。(歯の形を再現し細菌が留まりにくい環境をつくることでむし歯の再発や歯周病から歯を守り、結果的に歯と調和する自然な美しい完成も得られる治療を目的としています)
精度にこだわることが真のオーダーメイド治療となり、歯や笑顔と調和する歯のための完成となるのです。
歯科治療がお口や歯(色、形、大きさ、歯の並び、歯ぐきとの調和等)と調和しているかどうか。それは患者さん自身が見ても分かります。私たちが行なう精密歯科治療の目的は”白い歯”ではなく、”毎日をより爽やかに、そしてその歯の寿命を延ばす”ということです。 文京区茗荷谷、千石の高橋歯科クリニック文京では拡大鏡(ルーペ)や顕微鏡を用い精密な歯科治療を行なう歯科医院です。
自然な笑顔・気持ちの良い日常を目指す歯科治療を是非体感してみてください。
保険外での精密な歯科治療により得られるもの
・むし歯の再発が起こりにくい完成を追求することで長持ちへ
・歯ぐきと調和する完成が歯周病・口臭予防へ
・歯本来の自然な色、形を再現する完成へ(当院症例集をご覧ください)
歯の健康のための保険外治療には医療費控除が適用となります。ご相談ください。
・セラミックスクラウンについて
歯の形を整えた後精密な型取りを行い、歯の色も極力合わせることができるよう他歯の写真を撮影、次回完成となります。メタルボンドを使用する際には中の金属の貴金属の含有量の違いでスタンダードかプレシャスクラスか異なります。オールセラミックスではスタンダードでのemaxかジルコニアを用いています。いずれも精密な治療とセラミックス専門の技工士により天然歯を再現するような完成を目指しています。
いつかむし歯の再発が起きたり、セラミックスが欠けるなどのことがあれば再治療が必要となる場合があります。保証制度を設けておりますので治療前にご確認ください。
治療回数は2〜3回 治療期間は7日〜3週間
治療費100,000〜160,000円 受けたいセラミックスのクラスを“治療費について“ページにてご確認ください。また、根管治療やコアの治療回数、治療期間、治療費を含んでいませんのでご注意ください。
歯を削らないというコンセプト むし歯を進行させるラクトバチラス菌
むし歯予防唾液検査の内容の一つ、ラクトバチラス菌についてご紹介します。
ラクトバチラス菌はむし歯を進行させる役割を持つため、唾液検査でリスクを知ることが重要です。
検査結果はこのように一人ひとり全く異なります。


上の検査結果では白い点が多いほどむし歯が進行するリスクが高まります。
ラクトバチラス菌は炭水化物を食べた量に比例すると言われており、むし歯の中や合いの悪い銀歯などの回りに特に多く存在し、酸を出すことで歯を溶かしむし歯を更に進行させてしまいます。
むし歯があれば治療を行なう。歯と合っていない、調和していない銀歯などがあれば菌が残りにくい質にこだわる治療を行なう。そしてPMTCにより歯の表面のヌメヌメ(バイオフィルム)の除去を定期的に行なう。
これらを行なうことにより再検査では菌量が変わります。
むし歯予防唾液検査でリスクを知ることも重要ですが、総合的な歯科医療が歯を守ります。
“歯を削らない”というコンセプト
”歯を削らない”
歯を少しでも削らないためになにができるのか、当歯科クリニックではどのようなコンセプトを持って診療に取り組んでいるのかを、何回かに分けてご紹介させていただきます。
歯を削らないために
歯の寿命はむし歯治療を受ければ受ける程縮まってしまいます。
では、可能な限りむし歯をつくらず、歯を削らずに過ごすためにはなにができるのでしょうか。
まずは予防歯科からご案内いたします。
予防歯科は ただ ”定期的にお掃除をしましょう” というものではありません。
からだになにかあれば血液検査を受け、なにがどれほど悪いのかを知り病気を治そう、未然に防ごうということを行ないますが歯科ではどうでしょうか。
なぜむし歯になってしまうのかを知り、リスクを知っていただくことが予防へと繋がります。
”頑張っているのにむし歯ができる”
”むし歯ができては治す” を繰り返していては少しずつ銀歯の面積が増え、少しずつ歯を失ってしまいます。
むし歯をつくりたくない。その想いが人を動かします。
ただ、フッ素を塗っても、お掃除をしていても、自己流で頑張ってみがいてみてもむし歯ができやすい環境はあまり変わらない可能性があります。
なにかを変えなくては変わりません。ではなにをすれば良いのでしょうか?
まずは血液検査同様自身のからだのリスクを知ることが重要です。
特に”頑張ってみがいているのにむし歯ができてしまう”と悩まれている方にとって、むし歯予防唾液検査によりからだや環境について知ることはとても意味があります。
当歯科クリニックはむし歯唾液予防検査を行なえる環境ですのでご希望やご質問等ございましたらお気軽にご相談ください。
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