Archive for the ‘根管治療’ Category
前歯を治したい。40代男性 オールセラミックスによる審美治療
笑顔がとてもとても素敵な男性患者さん。
お口の健康への意識がとても高い方で、”金属を全部きれいに変えたい、この前歯も治したい。歯の色も黄色いからもう少しなんとかなりませんか”と希望され来院されました。
”きれいで清潔感のある笑顔でいたい”という患者さんの希望に応えることができるよう、まずは全体の治療方針、治療選択肢の説明から行いました。
私が実際に行なった似通う治療症例を写真でお見せし治療のゴールをイメージしてもらうことで、安心をして任せていただけました。

歯周病の治療と並行して精密根管治療、ファイバーコアを行いホワイトニングを終え、前歯のオールセラミックスの完成です。

先日医院近くで道を挟んでいたにも関わらず私に気づき、笑顔で声がけをしてくださいました。
歯科治療でも人をハッピーにできる。 歯科医師として満たされる瞬間でした。
・セラミックスクラウンについて
歯の形を整えた後精密な型取りを行い、歯の色も極力合わせることができるよう他歯の写真を撮影、次回完成となります。メタルボンドを使用する際には中の金属の貴金属の含有量の違いでスタンダードかプレシャスクラスか異なります。オールセラミックスではスタンダードでのemaxかジルコニアを用いています。いずれも精密な治療とセラミックス専門の技工士により天然歯を再現するような完成を目指しています。
いつかむし歯の再発が起きたり、セラミックスが欠けるなどのことがあれば再治療が必要となる場合があります。保証制度を設けておりますので治療前にご確認ください。
治療回数は2〜3回 治療期間は7日〜3週間
治療費100,000〜160,000円
受けたいセラミックスのクラスを“治療費について“ページにてご確認ください。また、根管治療やコアの治療回数、治療期間、治療費を含んでいませんのでご注意ください。
前歯を治したい 精密審美治療・セラミックス治療
”前歯を治して自然に笑いたい”と願う患者さんが来院されました。
右前歯は少し捻れていることもあり、全体的な調和を得るのが難しい患者さんでした。
患者さんの左側に歯が流れるように傾いて見えています。

初診時の写真です。

現状説明後、治療の流れ・ゴールを共有し、治療にかかりました。
不適合なかぶせものを取り除くとこのように金属のコアが入っています。
歯茎を暗く映す審美障害や歯根破折リスクがあるため、当院の前歯治療では金属を使わない治療を行います。
まずは金属のコアを除去し根管治療を顕微鏡拡大下にて行いました。
最善を尽くすためマイクロエンドだけではなく歯肉や噛み合わせとも調和する完成を目指します。

仮りの歯を唇の形や笑顔に調和するよう整え、最終的な形態をつくります。
臨在する歯には歯肉退縮や歯並びの不調和があるため、長さや形などが全体的に調和するよう歯肉切除・歯肉整形や隣の歯の形・幅の微修正なども行いました。
オールセラミックスにて完成です。
セラミックスで治したけれども想像してた完成と違ったと後悔されている方はとても多くいらっしゃいます。
この方も悩まれていた時に当院の症例写真を見て来院を決意された方でした。
”治したいけど不安”と感じられている方のため、今回の歯の完成前後の写真を掲載させていただきたいと患者さんにお願いをさせていただきました。
悩まれている方の助けになれるのであればと快くご了承いただきました。
ありがとうございました。
文京区茗荷谷・千石の歯科医院、高橋歯科クリニック文京は完成写真を更新し続けることで
患者さんに安心と勇気を提供できるよう努めています。
治療が終わった瞬間の”治してよかった!嬉しい!”という笑顔は私たちにとっても宝物です。
これからも患者さんの笑顔を守れる存在であるようスタッフ一同頑張ります。
・セラミックスクラウンについて
歯の形を整えた後精密な型取りを行い、歯の色も極力合わせることができるよう他歯の写真を撮影、次回完成となります。メタルボンドを使用する際には中の金属の貴金属の含有量の違いでスタンダードかプレシャスクラスか異なります。オールセラミックスではスタンダードでのemaxかジルコニアを用いています。いずれも精密な治療とセラミックス専門の技工士により天然歯を再現するような完成を目指しています。
いつかむし歯の再発が起きたり、セラミックスが欠けるなどのことがあれば再治療が必要となる場合があります。保証制度を設けておりますので治療前にご確認ください。
治療回数は2〜3回 治療期間は7日〜3週間
治療費100,000〜160,000円 受けたいセラミックスのクラスを“治療費について“ページにてご確認ください。また、根管治療やコアの治療回数、治療期間、治療費を含んでいませんのでご注意ください。
顕微鏡だからこそできること
神経を取り除いた歯にはコアという治療が必要となります。

向かって左はメタルコア、右はファイバーコアと呼ばれるものです。
以前は金属を用いるメタルコアを使用していましたが、歯を折るような力がかかりにくいよう、そして審美的にも問題にならないよう最近では金属を用いないファイバーコアというものを使用する流れに変わってきています。
その違い等は治療の流れの中で説明をさせていただいていますのでここでは触れませんが、それぞれ一長一短があります。
このファイバーコア。
歯にとって良いことが多いのですがデメリットもあります。
いつか再治療が必要となり削って除去しなくてはならなくなる場合に、歯と色が似ている上に歯根の深い位置まで流し込まれているためコアだけではなく歯を削ってしまうリスクが多分に伴ってしまうのです。特に歯根内深くにはライトが届きにくいため、このような歯の色と似ているコアだけを正確に削るということは肉眼では不可能に近いと言えます。
先日マイクロエンドを希望され初診来院された患者さんは、抜歯と言われた歯を残したいと望まれていました。
コアを除去する際に歯とファイバーコアとの見分けがつかず歯根を削ったことで歯根に穴があき、抜歯と宣告された状態でした。
MTAセメントにより穿孔部位封鎖を行い幸いにも抜歯することなく歯を残せましたが、同様のことが多発しています。
顕微鏡を用いる歯科治療では肉眼での歯科治療と全く異なる質の治療内容を行なえます。
例えば”月を見たい”と望むとします。
肉眼で目を凝らして見るか、望遠鏡を使い拡大して見るか。
それほどの違いが治療の質においても存在します。
患者さんの”歯を守りたい。歯を残したい”という想いも手伝ったことで、歯科医療のスタンダードは”手探りでの歯科治療”から、より確実な治療を行なうための”精密な歯科治療”に変革を遂げすでに10年を超えています。
歯を削れば元には戻りません。精度にこだわることが歯の寿命を変えます。
コア除去時に歯に決定的なダメージを加えないためにも、歯に最善の治療を行なうためにも現在の歯科治療には顕微鏡は必須です。
文京区茗荷谷、千石の歯科医院高橋歯科クリニック文京は患者さんの様々なニーズに応えるため(拡大鏡や顕微鏡を用いる)精密歯科診療も行なう歯科医院です。 (基本的に精密な歯科治療の多くは自由診療となります)
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